BUSINESS TIPS発注担当者の方へ、発注成功の為のお役立ち情報

ソフトウェアとハードウェアの違い・関係性を解説

目次

ソフトウェアとハードウェアの違い・関係性を解説

ハードウェア開発ソフトウェア開発を行う際はあらかじめハードウェアとソフトウェアの性質の違いを理解しておく必要があります。それぞれ明確な違いがあるので、理解しておくとよりスムーズに開発に繋がるからです。

ここからはハードウェアとソフトウェアの詳細や違いについて細かく解説するので、ハードウェア開発やソフトウェア開発の知識を付けたいという場合は是非、ご参考にしてください。

システム開発の依頼先探しならリカイゼンにお任せください!

リカイゼンでは、システム開発実績を多数持つ会社の中から、ご要望に合う会社を厳選して無料でご紹介します。
企画段階からのご相談も受付中!気軽に相談できるプロをご紹介いたします。

お電話でのご相談は 03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:30

1. ハードウェアとソフトウェアの違い

ハードウェアとは

ハードウェア実体を持ち、目に見える機器のことを指します。PC本体、キーボード、スマートフォン、ゲーム機器などのあらゆるものがハードウェアに該当するのがポイントです。このハードウェアが無い限り、PCで作業することやスマートフォンで調べることもできません。

人間の体に例えると腕や足など動作を行うものそのものです。ただ、ハードウェアは腕や足と同様にそのままでは動きません。中に司令塔となるものが存在しないからです。そこで、司令塔となるソフトウェアが存在して初めて動作するのも特徴的です。そのため、ハードウェアはハードウェア単体で存在していても使えないということは、あらかじめ理解しておきましょう。

実際に例としてPCと関連性の深いハードウェアの役割を示すと下記のようになります。

  • 入力:マウスやキーボードが該当、入力情報を外部からコンピュータ内部に伝える役割を持つ
  • 出力:プリンタやディスプレイが該当、コンピュータ内部の情報を目に見えるように表示する役割
  • 記憶:メモリやハードディスクが該当、入力されたデータを記録する役割
  • 演算:CPUが該当、データの集計や計算を行う役割
  • 制御:CPUが該当、PCに関連する機器をコントロールする役割

ソフトウェアとは

コンピュータを構成する電子回路や周辺機器などの物理的実体を持つものをハードウェアと呼びます。その一方で、ソフトウェア物理的実体を持たないのが特徴です。日本語では「ソフト」とも呼びます。

実際にソフトウェアとは、コンピュータを動作させるための手順や命令を、コンピュータが理解できるプログラミング言語で記述されたものを指します。例えば、OSなどのハードウェアに命令を下す基本ソフトウェアや、マイクロソフト社のWordやExcelなどのワープロソフトや表計算ソフトが代表例です。 特にOSはハードウェアの司令塔となって動作に関する命令を下す部分なので、非常に重要度の高いソフトウェアとなっています。OSが無いとPCそのものが機能しないので、動作には必須と言えるでしょう。OSの代表例としてはWindows、Mac、Linuxなどが挙げられます。いずれのOSも性能が非常に高く、世界で幅広く活用されているのが共通点です。

さらに、WordやExcelなどのソフトウェアがもし存在しないと、書類作成やデータ分析などもできないのが特徴的です。ハードウェアだけあったとしても、その中身に当たるソフトウェアが無い限り作業の実行が不可能です。そのため、ハードウェアと変わらない非常に高い重要性があることが理解できるでしょう。

ソフトウェアには無償でダウンロードできるものもあり、近年では実用性も上がってきています。自社の目的や予算に合わせて最適なソフトウェアを導入することで、業務効率の工事にも繋げられるでしょう。

また、ソフトウェアを開発する場合はシステムソフトウェアとアプリケーションソフトウェアの2種に分かれることがほとんどです。実際にシステムソフトウェアとアプリケーションソフトウェアの違いは下記の通りになります。

● システムソフトウェア
電子機器などの基本的な制御や管理を行うために必要不可欠なシステムソフトウェア。OSなどのシステムがここに含まれる。
● アプリケーションソフトウェア
資料作成や分析など目的を達成するために使われるソフトウェア。企業で使われることの多い勤怠管理システムや顧客管理システムなどもここに含まれる。

これらの違いを理解しておくと自社でシステム開発を行う際に役立ちます。自社に必要なシステムはどちらに当たるのかあらかじめ把握しておきましょう。

ハードウェアとソフトウェアの違い

ハードウェアとソフトウェアの違いは実際に下記のように表せます。

● ハードウェア
実際に目に見えるもの。ディスプレイ、キーボード、マウスなどが該当する。ハードウェア単体では中に司令システムが無いので機能しない。ソフトウェアと組み合わせて初めて使えるようになるのがポイント。
● ソフトウェア
目に見えないもの。OS、Word、Excelなどが該当。実際にソフトウェアが無いとハードウェアは機能しないので重要度は非常に高い。また、Word、Excelといったツールも該当するのでソフトがないと作業自体もできないのが注意点となる。

PCを正常に動かして作業を行うためにはハードウェアとソフトウェアの両方が必要です。どちらかが欠けてしまっているとそもそもPCとして正常に機能しないので、どちらの優先順位が高いということはありません。ハードウェアとソフトウェアは全く性質の異なったものになりますが、その違いを把握しておき、理解度を深めましょう。

ハードウェアやソフトウェアの開発は、リカイゼンにお任せください!
リカイゼンでは、熟練のマッチングスタッフが、希望条件に応じて適した方法、また対応可能な開発会社候補を選定し、無料紹介いたします。
まずはご相談からでもお気軽にご連絡ください。

お電話でのご相談は 03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:30

2. ハードウェアとソフトウェアの関係

ハードウェアとソフトウェアには深い関係性があり、この関係性を理解することでさらにハードウェアとソフトウェアの理解度が高まります。実際に基本的な知識となるので、システム開発を行う際は覚えておくと便利です。

ここからはハードウェアとソフトウェアの関係について複数の視点で解説するので、1つずつ確認しましょう。

ハードウェアに対してソフトウェアを変更できる

ハードウェアに対して、ソフトウェアを変えることで機能を変更することができるのが特徴的です。そのため、ハードウェアに縛りを受けずにソフトウェアを使うことができるので自由度が高まります。

具体例としてはゲームとゲームカセット(ソフト)、PCとアプリケーションソフト(WordやExcelなど)の例が挙げられます。ゲーム機やPCに対して自分の使いたいソフトウェアを自由にダウンロードして使用できるので「どれか1つのソフトウェアしか使えない」という状況にはなりません。

また、実際に使用しているソフトウェアにはパッチを当てたり、アップデートを行ったりして改良を加えることが可能です。ソフトウェアにはバグや不具合が発生することもあるので定期的なアップデートは必須と言えるでしょう。もちろん、パッチ適応やアップデートしたからと言ってハードウェアを変える必要はないので余計な手間はかかりません。

さらにソフトウェアの中には営業管理ツールや基幹システムなど自由に自社に合わせたカスタマイズができるソフトウェアもあります。もちろん、これらのソフトウェアもハードウェアを変えることなくカスタマイズできるので非常に便利です。

ハードウェアを変えてもソフトウェアを起動することができる

PCだとMacとWindowsは違いますが、WordやExcelなどの同じ機能をもつソフトウェアを使用することができます。そのため、ハードウェア間でもスムーズにやり取りができるため作業をする際に非常に便利です。ただ、OSが異なるので使用感が異なるという点に関しては注意が必要です。

また、ソフトによっては各ハードウェアで動かせるよう、指定のシステムを組むことが求められる場合もあるので注意しましょう。システムを組まない限り正常に動作しないことが多いので良く確認する必要があります。

さらに、PCは精密機器なので正しい手順であればハードウェアを細かく組み替えても動作しますが、組み換えミスなどがあると正常動作しなくなるので、その点においても注意しましょう。マザーボードやCPUの組み換えが上手くいかず、正常に動作しなくなると言ったパターンは珍しくありません。

また、ハードディスクの中身を無暗に消さないなど繊細な扱いが求められます。ハードウェアは精密な部分が多いので粗雑に扱わないようになるべく長く使えるように心がけましょう。

ハードウェアやソフトウェアの開発は、リカイゼンにお任せください!
リカイゼンでは、熟練のマッチングスタッフが、希望条件に応じて適した方法、また対応可能な開発会社候補を選定し、無料紹介いたします。
まずはご相談からでもお気軽にご連絡ください。

お電話でのご相談は 03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:30

3. ハードウェアとソフトウェア、外注先は違う?

ハードウェア開発とソフトウェア開発は大きく性質が異なるので、発注先も当然異なります。それぞれの発注先を理解しておくことでよりスムーズな発注に結び付き、トラブルを避けてシステム開発を行うことが可能です。

ここからはそれぞれの専門性の違いや、発注すべき企業の傾向などをまとめて解説するので、より自社に相応しい発注先を選定する際のヒントにしてください。

専門性が違う

ハードウェアとソフトウェアは、先述したように実体を持つものと持たないものという相違点があるので、専門性によって外注先の企業が分かれます。そもそもの実体の機械を作るときは、組込み系・制御系と呼ばれるもので対応され、ソフトウェアはソフト開発になるので使用する言語も異なる点に注意が必要です。

実際に組込み系・制御系開発、ソフトウェア開発の違いは下記の通りになっています。

● 組込み系・制御系開発
使用するプログラミング言語は「C」「C++」「Java」が多い。PCに限らず携帯電話やスマートフォン、テレビや洗濯機といった組み込まれたシステムを開発する。
● ソフトウェア開発
使用するプログラミング言語はPython、Java、C++、C#など多岐に渡る。Webシステムやサービスに関する開発が多くなっているのが特徴的。システムに関してはWebブラウザで動くものや本格的なアプリ開発など様々。

組込み系・制御系開発、ソフトウェア開発は大きく性質が異なっており、自社で開発を行う際は細かく選定する必要があります。自社の開発にどちらが適しているのかしっかりと見極めた上で依頼の相談をすることがおすすめです。

ハードウェア開発

ハードウェアを開発する場合は、ハードウェア自体を制御する開発と、中で動くソフトウェアの開発の両方をできる会社を探す必要があります。ハードウェアはそもそも実体を伴うので、実体物はどのようなものにするのかなども社内で検討しましょう。

依頼する際に詳細にイメージができていない場合は、質の高いハードウェア開発に結び付かないので注意が必要です。さらに、ハードウェア開発ではソフトウェア開発と異なり様々な使用部品もあるため、部品調達含めて対応・相談が可能な会社を探すことも求められます。

なるべくデバイスや機器の開発経験実績が豊富にある企業を選ぶのも重要です。実績があれば安心して依頼できる上に、より品質の高い組込み開発が可能になるので自社にとって使いやすいハードウェア開発に繋がります。

この様に様々な視点でバックアップしてくれる会社でない限り、外注していて不便さを感じることも多いので注意しましょう。より利便性を高めるためにも細かい部分までこだわりぬいて会社を選ぶことが大切です。

ソフトウェア開発

ソフトウェア開発は、ハードウェア開発と比べて対応可能な開発会社の数が圧倒的に多いです。だからこそ、慎重な検討が求められます。中には対応面や実績に優れていない企業もあるので、より細かく調査した上で外注を依頼することが重要です。

外注の相談を行う場合は基本的に何で動かしたいのか(ハード:PC,スマホ、ゲーム機など)を決めた上で、どのようなことができるようにしたいのかを相談するとベストです。そうすることで受注先も開発のイメージが湧きやすくなり、より効率的な開発に結び付きます。

使いたいハードに応じて得意な開発会社が異なることも多いため、使用するハードを決めた上で開発会社を探すことが前提になります。また、システムやアプリの開発を外注する場合は、どういったサービス開発を得意としているのか確認することも重要です。開発会社ごとに得意なサービス開発が異なるので比較検討をした上で細かく確認していきましょう。

自社の開発したい分野と受注側の得意分野が噛み合っていると、より質の高いサービス開発に結び付きます。ミスマッチを起こさないためにも、ソフトウェア開発においても外注先選定は慎重に行いましょう。

ハードウェアやソフトウェアの開発は、リカイゼンにお任せください!
リカイゼンでは、熟練のマッチングスタッフが、希望条件に応じて適した方法、また対応可能な開発会社候補を選定し、無料紹介いたします。
まずはご相談からでもお気軽にご連絡ください。

お電話でのご相談は 03-6427-5422
受付時間:平日10:00~18:30

<ご発注>ご利用企業様の声
株式会社ジェルコミュニケーション×株式会社テックウィザード
初めての発注でも、信頼でき、熱意をもって対応いただける制作会社を見つけることができました。
株式会社ジェルコミュニケーション 伊藤様
<ご発注>ご利用企業様の声
株式会社NEXT EDUCATION
自分たちでは見つけられなかった学習塾システムの開発実績が豊富な「パートナー」を見つけることができました。
株式会社NEXT EDUCATION 平松様
【リカイゼン】発注利用のご案内資料
資料サムネ
「発注先が見つかる」リカイゼンのサービス概要資料のお申し込みはこちらから!
まずはどのようなサービスか知りたい方向けの資料です。お気軽にご覧ください。

ソフトウェア・業務システム開発依頼先探しなら、
リカイゼンにおまかせください!

相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社をご紹介いたします!

かんたん3ステップ
お急ぎの方はお電話で 03-6427-5422
※サポートデスク直通番号
受付時間:平日10:00〜18:00

ソフトウェア・業務システム開発依頼先探しでこんなお悩みはありませんか?

お悩み
  • 会社の選び方がわからない
  • 何社も問い合わせるのが面倒くさい
  • そもそも依頼方法がわからない
  • 予算内で対応できる会社を見つけたい

発注サポート経験豊富な専任スタッフが
あなたのご要望をお聞きし、最適な会社をご紹介いたします!
ご相談から会社のご紹介まで全て無料でご利用いただけます。
お気軽にご相談ください!

ソフトウェア・業務システム開発
依頼先探しなら
リカイゼンにおまかせください!

相談するだけ!プロがあなたにぴったりの会社を無料でご紹介いたします!

サポートデスク

まずはご質問・ご相談なども歓迎!
お気軽にご連絡ください。

この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

ソフトウェア・業務システム開発の関連記事

大阪市の受託系ソフトウェア開発会社8社を実績とあわせて紹介

大阪市の受託系ソフトウェア開発会社8社を実績とあわせて紹介

大阪には、約1000社ほどのソフトウェア開発会社があります。今回は、大阪市に拠点を持つ特徴を持ったソフトウェア開発会社を紹介します。 システム開発会社には、大きく「受託開発型」と「SES型」に分けられます。受...

【RPA開発|初心者の方向け】シナリオ作成から失敗回避のポイント、導入支援まで

【RPA開発|初心者の方向け】シナリオ作成から失敗回避のポイント、導入支援まで

単純な業務の自動化に非常に有効なRPAですが、RPAツールの機能向上や生成系AIとの連携により、さらに複雑な業務の自動化にも効果的になってきました。 しかし、いざRPAツールを導入し...

ソフトウェア開発の制作工程とは?各工程の目的や役割を解説

ソフトウェア開発の制作工程とは?各工程の目的や役割を解説

 ソフトウェアの開発には、基本的な制作工程が存在します。決められた手順に沿って進めることで、高品質なソフトウェア開発が可能になります。しかし、この制作工程について、一般の方は知らないことが多いのではないでしょうか。...

【発注初心者向け】システム開発の失敗リスクを減らす発注ガイド

【発注初心者向け】システム開発の失敗リスクを減らす発注ガイド

初めてシステム開発を行うを行うときに知っておきたい記事コンテンツをまとめました。 ぜひ、こちらを参考にしていただき、失敗リスクを最小限に、システム開発を進めていただければと思います! ...

システム開発におけるドキュメントの目的とは?種類や改定タイミングなどについて徹底解説!

システム開発におけるドキュメントの目的とは?種類や改定タイミングなどについて徹底解説!

システム開発を外注先に依頼するとプログラムが納品され、開発過程で作成されたドキュメント類も一緒に納品されることがあります。このドキュメントがなんのために存在するのかと疑問に感じたことはありませんか。 ドキュメ...

記事を探す

キーワードで探す

カテゴリーで探す