世界最大のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル、サウス・バイ・サウスウエスト2017（SXSW）とは？！

世界最大のクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル、サウス・バイ・サウスウエスト2017（SXSW）とは？！

昨今では、「ワークライフバランス」という言葉をよく耳にするようになり、音楽や映画などの娯楽から、またデザインやテクノロジーも垣根が少しずつなくなってきました。 普段私たちが関わっているデザイン・IT分野の企業においても、人材に頭を悩ませている経営者も多く、新卒、中途採用問わず広告を見ていても、文理融合の人材を求められていることも多くなりました。 そこで、海外からインプットのためにカルチャー向けの祭典に行くこともあるそうですが、今回は、世界中からIT（情報技術）業界やベンチャー企業関係者が集まるイベントで、クリエイティブ・ビジネス・フェスティバルと表現される、「サウス・バイ・サウスウエスト2017(SXSW)」についてご紹介します。 今年は3月10日から19日にかけて、米テキサス州オースティン市で開かれる祭典で、1987年に元々は音楽祭として始まったのですが、その後からSXSWフィルム、SXSW インタラクティブと続き次々と、インタラクティブなコンテンツを発信する場としてもデザイン・IT業界、または広告・マーケティング業界にも、知られるようになってきました。 2017年では、「Education（教育）」「Music（音楽）」「Film（映画）」「Interactive（対話型、双方向性のあるもの）」の分野まで広げ、期間に分けて注目されるプロダクトが紹介されます。 そこでは、数々の最新テクノロジーを用いた作品で荒唐無稽なものが高く評価される傾向にあるようです。 一見関係のない現象を組み合わせることで、可能性として新たな製品やサービスが生まれるというのは、デザインやIT業界が他事業領域を持つ企業と接点を持つ大きなメリットであることは間違いありませんが、なかなか普段の業務を行っていると見落としがちな点もあると思います。自社の売上を上げたい、ブランド力を引きあげたい、集客力を上げたい、などの目的に対して直結するようなSEO対策や風評被害対策も無論必要ですが、中長期的な視点でデザインを一新したりすることも同時に大事なのではないでしょうか。