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ユーザー視点で考えるコーポレートサイトの目的は?必要なコンテンツを整理しよう

目次

ユーザー視点で考えるコーポレートサイトの目的は?必要なコンテンツを整理しよう

コーポレートサイトとは、会社のホームページのことであり、オンライン上でその会社を知る窓口となる存在です。
「その会社のことを知りたい」と思うユーザーすべてが訪れることになりますので、コーポレートサイト全体の構造設計が重要となります。

今回はコーポレートサイトに訪れるユーザー別に重視すべきコンテンツを整理しました。
様々な目的を持った人が訪れるコーポレートサイトだからこそ、ユーザーの目的を知り、自社がより力を入れたいと思う項目は何かを検討するご参考としていただければと思います。

コーポレートサイトなどのホームページ制作会社をお探しの際は、ホームページ制作会社一覧よりご覧ください。

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1.そもそもコーポレートサイトとは?

コーポレートサイトとは、「コーポレート=企業の、法人の」という名前の通り、企業サイトを意味します。つまり、企業情報を紹介することが主な役割です。
コーポレートサイト単体では、役割が明確化しづらいため、他の役割を持つサイトと比較してみましょう。

コーポレートサイトとサービスサイト

企業サイトに対して、「サービスサイト」があります。
サービスサイトも、その名の通り「サービス提供」を目的にしたサイトです。サービスサイトに訪れる人は、サービスの利用者、つまり会社の顧客や見込み顧客と想定されます。
サイトに訪れるターゲットが決まっているのです。

例えば、この「リカイゼン」サイトもサービスサイトの一種です。
リカイゼンは、「外注先・発注先の企業を探すことができる」というサービス機能を持ちます。リカイゼンサイトに訪れる人は、外注先や発注先を探している人であり、その方々にとって使いやすいサイトを目指して作られています。

コーポレートサイトと採用サイト

続いて、「採用サイト」と比較してみましょう。
採用サイトは、採用活動を目的に作られるサイトです。採用サイトに訪れる人は、基本的に「採用活動を行っている学生、もしくは求職者」であり、こちらもターゲットが明確に決まっています。
採用を検討する人、希望する人が知りたい情報が網羅されるように、企業の採用サイトは作られています。
※中には、コーポレートサイトに併合されているものもあります。

コーポレートサイトの役割とは?

それでは、サービスサイト、採用サイトと比較して、コーポレートサイトを見てみましょう。
コーポレートサイトの目的は、会社の紹介、会社の宣伝です。

コーポレートサイトに訪れる人はどんな人でしょうか?
投資を行っている株主、仕事の取引先など、コーポレートサイトは会社の顔であるため、サイトに訪れるターゲットを1つに特定することができません。

ターゲットが複数かつ、知りたい情報もそれぞれ異なります。そのため、コーポレートサイトを作る際は、どのようなターゲットが訪れる可能性があるのかを理解し、それぞれの求める情報の提供を行う必要があります。

2.コーポレートサイトに訪れるユーザーとは?

コーポレートサイトは、「会社の顔」になるサイトだからこそ、多くのステークホルダーが訪れます。
メインとなるユーザー例を下記にまとめました。

  • 既存顧客
  • 新規顧客/潜在顧客
  • 求職者
  • 株主/株主候補

上記に挙げたユーザー群は、同じコーポレートサイトに訪れますが、それぞれ知りたいと思っている情報は異なります。
ユーザーが意図する情報にできるだけ早くたどり着け、また知りたいと思っている情報をわかりやすく取得できるようなコーポレートサイトにする必要があります。

次からは、上記のメインユーザーごとに知りたいと思っている情報について整理し、そのニーズに対して応えられる用意すべきコンテンツを見ていきます。

3.ユーザー①:既存顧客

既存顧客は、会社が提供している商品やサービスの利用者です。
主な目的としては、商品やサービスについての情報取得がメインになります。

商品・サービスについて、使い方や疑問があった際に解決するためにコーポレートサイトに訪れる場合があります。
※ブランドが確立している場合は、ブランド名で検索する場合もあります。ブランドごとの専門サイトがあればそこにユーザーを訪れさせることもできますが、もしブランド専門サイトがない場合は、コーポレートサイトがその役割を担うことになります。

また、他にどのような商品やサービスがあるのか、より商品やサービスを効果的に使うにはどうしたらよいのか、という希望にも応えることができると良いでしょう。

 
課題対応コンテンツ ポイント
サービスや商品についての疑問を解消したい FAQ(よくある質問) ケースごとにカテゴライズしたり、キーワード検索できるように、できるだけ早く問題解決できるような動線を用意
商品を購入したい・注文したい EC・受付窓口、カタログ・メニュー 直接購入が可能なECを設ける(もしくはECサイトへの動線を設ける)、もしくは問い合わせ動線を用意する
※自社の顧客管理システムや在庫管理システムとの連携もあわせて検討した方がよい
より効果的にサービス・商品を使うには? マニュアル、ハウツーコンテンツ 使い方に関するマニュアルやハウツーコンテンツを用意する。動画コンテンツを用意するのも1つ。

4.ユーザー②:新規顧客/潜在顧客

新規顧客、潜在顧客は、これから会社の商材・サービスを導入しようか検討しているユーザーです。
商品・サービスや事業内容が、自分の必要としているものに合致しているか、またどういった人たちがその商品・サービスを使っているかという商品・サービスに関する情報を得たいという点と、この会社に依頼、もしくはこの会社の商品・サービスを使用して問題ないかという企業に関する信頼性、考え方なども見たいという点があります。

サイト(WEB)上だからこそ、その背景に本当に企業があるのかという存在確認の目的もあります。

 
課題対応コンテンツ ポイント
商品・サービスについて知りたい 商品・サービス紹介 一方的な説明にならないよう、ユーザーの視点に合わせた情報の伝え方を工夫する必要がある。
問合せや購入など「ほしい」と思ったときにアクションできる動線を用意しておく
自社(自分)に商品・サービスは合うか知りたい 事例・お客様の声 使うかどうかの背中を押す材料となるコンテンツ。成功体験やどのような課題をもっている人によいのか、など具体的イメージが湧くようなコンテンツを準備する
企業として信頼できるか 会社概要、理念、代表挨拶 存在証明と共感づくりがポイント。
所在地や資本金、設立年等の基本のテキスト情報のほか、代表挨拶など実在する人物の声、顔写真などで安心できる要素を増やす。
考え方を大切にするユーザーに対しては理念などが共感ポイントとなる。

5.ユーザー③:求職者

新卒の学生や中途求職者は、選考に進むかどうかの過程において必ずコーポレートサイトを見るタイミングがあります。採用サイトがある場合にも、情報収集として企業ホームページを確認しにきます。
ONEが2021年に行ったアンケート調査でも、84.8%の求職者が企業のホームページで情報収集を行っているという結果が出ています。(参考:企業の「採用サイト」に関する意識調査を公開
「どのような仕事をすることになるのか」という点に興味があるからこそ、仕事内容・業務内容を確認したいという意識があります。

 
課題対応コンテンツ ポイント
仕事内容を知りたい 事業内容 具体的な事業内容がある方がイメージがつきやすい。
事業内容は概略的な情報になりやすいが、採用を意識するならば、その会社や業界に入ったことがない人でも理解できるボリュームの情報量を入れること。
価値観が知りたい 企業理念 自分の価値観を重視し、企業選定を行うという人材がいるため、理念に関しても情報訴求する。理念を打ち出す場合は、コーポレートサイト全体に理念とズレがないよう、サイト構成を行っておく必要がある。

6.ユーザー④:株主/株主候補

ヒト・モノ・カネの視点で企業全体を俯瞰して価値を見るため、IR情報はもちろんのこと、事業内容や理念に関しても、将来性はありそうかという視点で見られることを予測し、必要な情報を載せておく必要があります。

 
課題対応コンテンツ ポイント
投資すべき価値があるか否か IR情報(経営方針、財務・業績情報、ガバナンス) IRサイトが単独である場合はわかりやすい動線を設けておく。
PDFでのレポートを掲出するだけでなく、サイト内ページにてトピックスがわかるようなものを用意しておく。
事業内容・理念 市場状況と鑑みて伸び率や成長し要素があるかがわかりやすく表現されていること。

7.ターゲットユーザーに合わせたサイト制作を行う

ここまでコーポレートサイトに訪れるユーザーごとに、見たい情報と対応するコンテンツについて紹介してきました。
上記のように、同じコンテンツ(事業内容)だとしても、ユーザーによって見ている視点が違うことがあります。

企業の状態や課題に応じて、コーポレートサイトに訪れてもらいたいユーザーの優先順位が決まってきます。

効果的なコーポレートサイトとして打ち出すためには、目的をもってターゲットを設定し、コーポレートサイト全体を作っていく必要があります。

8.目的をもったコーポレートサイト制作の依頼先を探すには?

目的をもったコーポレートサイトをつくるにあたって、制作を外注する場合、パートナーとなる制作会社選びが非常に重要となります。
同じ価値観・目線で仕事を進められるパートナーを探すためには、本来は十分に時間を設け、依頼先候補企業選定を行う必要があります。

ただし、外注先選定を普段から行っていない場合、「どのように会社を選べばよいかわからない」、「大切だということはわかるがなかなか時間が取れない」という場合は、外注先選定のプロであるマッチングサービスのご利用をご検討ください。

マッチングサービスの「リカイゼン」は、制作・開発における企業マッチングサービスとして15年以上の運営実績があり、そのノウハウを元に企業選定サポートを行っています。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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