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【WEBシステム開発】失敗しないための外注戦略を解説

目次

【WEBシステム開発】失敗しないための外注戦略を解説

WEBシステム開発において、社内に開発人材がいない場合、多くは社外のシステム開発会社に外注するケースが多いでしょう。
現在、WEBシステムはビジネスの日常において接点を持つケースは多く、WEBシステム開発に関わる人も増えているのではないでしょうか。初めてWEBシステムの外注担当になる人もいると思います。
今回は、WEBシステム開発を失敗しないように、基本となる外注戦略について解説していきます。

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目次

1. WEBシステム開発の外注で意識したいこと

WEBシステム開発の外注で失敗しないためのポイントはいくつかありますが、失敗の原因はシステム会社だけではなく発注者側にもある場合があります。多くの場合はコミュニケーションミスや、認識のズレによるトラブルが大半だったりします。この失敗を無くすためには、お互いが確認できる文書などを残すことが重要となります。

RFP(提案依頼書)が必要な理由

多くの発注者が、WEBシステム開発を行う場合に「見積もりを取りたい」となり、口頭で見積もり依頼をすることがあります。これはすでに認識のズレが出てくる原因になります。
発注者が実現したいと考えているシステムを体系的にまとめて外注先候補へ説明しないと伝わらないということを理解することが大事です。
その伝える手段として、RFP(提案依頼書)というものがあります。これには、WEB開発の背景と目的を記述します。そして、予算や希望納期、実現したい要件などを記載し、決まっていない検討事項も取りまとめます。

  • プロジェクトの全体像
  • 提案してほしい要件
  • 確認事項
この3つは必ずまとめておきましょう。

2. WEBシステム開発における提案書の確認ポイント

外注先候補から見積書と提案書を受け取ったら、どの辺りを確認するのが良いかのポイントをまとめましたので紹介します。基本的には、金額のみで判断するのは危険です。そのあたりを踏まえて、下記の項目で順番に確認してみてください。

技術面の裏付け

WEBシステム開発の中でも、業種によって開発手法は様々です。例えば、ECサイト構築と顧客管理システムでは使用するツールも違いますし、仕様も全く違います。そういったことを踏まえて、発注しようとしている業態と類似した業態の実績がある開発会社で選定を行った方が、技術面において安心できます。
開発会社の過去実績は、しっかり確認をしてどのような技術面の特徴があるのか、業務実績があるのかを確認するようにしましょう。

ビジネス的理解

WEBシステムの開発は、システム開発自体が目的ではなく、そのシステムを使って業務効率を上げたり、そのシステムを外販するなどして、ビジネスとして収益を上げることが目的です。開発会社は、どちらかというと開発をすることが目的になりがちです。このあたりで、ビジネス的視点を大切にしている開発会社かどうかを確認すると良いでしょう。
その考え方を見極めるには、開発会社からの質問や問い合わせ内容などから分かります。例えば、ユーザ画面の制作においてはユーザビリティを意識した提案をしている、データベース設計において発注者側から言っていないけれども必要だと考えられる項目を提案するなど、ビジネス視点を持った開発を行えるというのは強い味方です。

要件の網羅性

発注者側から要件として出している内容に対して、しっかり網羅されているか、また付随するもので足りないものがあればそれが盛り込まれているかを確認します。
これは、RFPを読み込んで理解しているかどうかというのがわかります。

技術的実現性

システム開発を行うにあたり、使用する技術が実現性あるかどうかを確認する必要があります。数社の開発会社を比較した際に、1社だけ他とは違う技術を用いていたりする場合、この辺りは要確認になります。もし、ただ実績を作りたいというものが見えたら、その会社は避けたほうが良いでしょう。

拡張性

システムは、導入して終わりではなく、稼働し始めてからが本番です。そして、ビジネスは大きくなっていくものですから、ユーザ数が増えたり売り上げが増えたりする中では、それに合わせたシステム拡張ができるかどうかはとても大事です。拡張性のないシステムでは、ビジネスがスケールするたびにやり替えなくてはならず、システムが足かせになってしまう可能性があります。

価格の妥当性

価格の比較は最も大事なポイントです。各社の項目単位での比較を行ってみましょう。不明瞭な見積もり項目がないかどうか、安すぎていないか、高すぎていないかなどです。見積額の比較は、やはり複数社の見積書があると、比較がしやすいです。

スケジュールの妥当性

発注者側からは、希望の納期は伝えていると思いますが、要件の実現とスケジュールが必ずしも合致するとは限りません。無理をしすぎても良いものはできませんし、逆に余裕がありすぎてもビジネスチャンスを逃す可能性があります。根拠のあるスケジュール案が練られているかというのを確認する必要があります。

体制の具体性

システム開発は、プロジェクト化して複数のエンジニアがそれぞれ適材適所に配置されて進められます。基本的に提案の中には体制図が入っています。それを確認すると同時に、事前に会社の評判も確認しておくことをオススメします。

このように、提案をチェックすべき項目は複数あります。これらを吟味し、マッチする開発会社に依頼するのがよいでしょう。ただし、こういった提案を何社からも自身で集めるのは時間がかかります。そのような場合は、 リカイゼン を活用すると便利です。
リカイゼンでは、1回の問い合わせで複数社から提案を集めることが可能です。完全無料でご利用いただけるサービスですので、まずはお気軽にご相談ください!

3. WEBシステム開発の外注でトラブルを避けるためのポイント

外注先選定において発注先が決まった後のポイントを説明します。
外注先が決まったら、必ず 書面 にて締結を行います。 機密保持書 発注書 基本契約書 などです。特に基本契約書に関しては法務チェックにてしっかりと内容を作ります。 例えば、リリース後のサポートに関しても揉めやすいですが、不具合などでどの機関を無償で対応してもらえるのかという 瑕疵担保期間 の設定です。一般的には約半年ですが、1年の場合もあったりしますし、短いと3ヶ月としている開発会社もあります。この辺りは相談して決める必要があります。

あとは、開発会社以外の会社へ二次受けやフリーランスを起用する場合の 体制 も予め確認が必要です。システムを外注するということは、ビジネスノウハウも外へ出るということなので、そこのリスクがあります。機密保持契約書も締結しますが、基本契約書でもしっかりと二次受け等の扱いも盛り込んで締結した方が良いでしょう。

4. まとめ

ここまで、WEB開発を外注する際に失敗しないためのポイントを紹介してきました。
WEB開発を外注する際、どうすれば上手くいくのかというのは、発注担当者は誰でも考えることだと思います。
基本的には発注者と開発担当者は立場が違いますので、同じものを見ていても捉え方が違って当然なのです。そして認識のズレが発生して、そのズレが大きくなるほどに上手くいかなくなるという現象が起きます。なるべく、最初の段階で認識のズレをなくし、同じ目標を持ちプロジェクト遂行できることが理想的です。
認識のズレを無くすためには、最初に作成するRFPの存在はとても大きいのです。RFPをもとに見積もり算出や提案が検討されますし、そのあとの要件定義でも必要な資料になります。発注者は、その重要性を理解して作成する必要があります。

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この記事の監修
リカイゼン サポートデスク 
吉田・新町
BtoBマッチングサービスであるリカイゼンにおいて、発注企業からのご相談のヒアリング、企業選定のフォローなどを行う部門の担当です。出展企業であるシステム開発やWEB制作、クリエイティブ制作会社ともコミュニケーションを取りながら、年間数百件の受発注のサポートを行っています。

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