プライベートブランド（PB）　メリット

プライベートブランド（PB）　メリット

プライベートブランド（PB）

プライベートブランド（PB）とは、小売店や卸売業者が企画し、自社のブランドで販売する商品のことを言います。 ここでは、そんなプライベートブランド商品のメリットを見ていきましょう。 まずプライベートブランド商品は、製造するメーカー、販売する小売店、購入する顧客の3者が関わっています。この3者それぞれのメリットを見ていきましょう。

メリット【メーカー】

メーカーは、製造した商品を自社ブランドとして販売できず、プライベートブランドはデメリットのように思われがちですが、自社のブランド価値を保つために有効に活用されてます。たとえば、自社のブランドイメージと異なった商品の雰囲気や価格の商品を、わざとプライベートブランドとして商品を売り出すことで、自社のブランドを押し出すことなく商品を販売しブランド価値を下げることなくなおかつ利益を得ることができるのです。

メリット【小売店】

そして小売店では、自社のブランドであるので主体的に価格を設定することができます。また、企画を小売店で行うのでその季節や地域、あるいは店舗にあった商品を企画・販売できるといったメリットを持っています。

メリット【顧客側】

最後に顧客側のメリットです。顧客はナショナルブランド（メーカーのブランド商品）とほぼ品質が同じ商品を比較的安い値段で購入することができます。また近頃では、プライベートブランドならではの顧客の意見を反映した高品質な商品を購入することもでき、品質を重視している顧客も満足のいく商品展開をしています。