BUSINESS TIPS発注担当者の方へ、発注成功の為のお役立ち情報

IoTデバイス組み込み系開発の見積もり依頼、発注先選定

1.IoTデバイスとは

昨今、家電製品を始め、オーディオ機器、空調機器、スマートウォッチなど、「モノ」がローカルネットワークやインターネットに接続して各種情報や制御のやり取りを行えるデバイスが増えています。これらのデバイスをIoTInternet of Things/モノのインターネット)と言います。
そして、これらIoTデバイスの普及とともに、これらの開発に関わる案件が増えてきています。例えば、IoTデバイスのセンサーからデータを取集し、Bluetoothや無線LANなどを通してクラウドサーバ側へデータを渡す技術は、IoTデバイスごとに必須のものとなっています。そのIoTデバイスのセンサーからデータを収集するための技術を、組み込み系とも言われていますが、ここでは、この組み込み系開発に関する見積もり依頼や外注先選定について紹介をします。

2.IoTデバイスの組み込み系開発について

一般的な業務系のソフトウエア開発に比べて、まだ市場的にも新しい分野でもあることから、IoTデバイスにおける組み込み系開発を請け負える開発会社は、さほど多くありません。
ソフトウエアのプログラミングと組み込み系のプログラミングで大きく異なる点としては、メモリ容量の使い方があるかもしれません。最近のパソコンは、マシンスペックの向上によって大きなメモリを搭載しています。メモリ容量をあまり意識することなくプログラミングをしてもメモリを使い切ることは少なくなりました。しかし、IoTデバイスは、パソコンのように大きなメモリを搭載することは難しいので、容量を食わないような開発が必要なのです。

では、IoTデバイスの組み込み系開発において必要となる3つの技術を説明してします。

センサーを利用した各種データの計測・判別するセンシング

センサーを利用して音や光、温度などを収集し、クラウドへそれらデータを集めます。IoT技術が使われていない頃は、家電製品も照明もそのほかの電化製品も、独立した製品でしかありませんでした。しかし、それらの製品がどのような動きをしているのか、またそれら製品を使う人間の人物像、温度なども読み取ることができるようになり、それらのデータを収集できることは、後のデータ分析からの推測が出来る事になります。つまり、単なる「モノ」だった製品に各種センサーを付けデジタル化することで、これまでの多くの課題を解決へ導けるのがセンシング技術になります。

コネクティビティによるデータ処理

IoTサービスを実現するために欠かせないコネクティビティの技術ですが、実環境で使えるように具体化できるものになります。IoTデバイスは、常にクラウドに接続しているわけではなく、接続していなかったとしても、検知ができるような基盤を搭載しておく必要があります。また、多くのデータを扱うことから、セキュリティ対応も重要になります。IoTデバイスは、とても小さな機械であるため、省エネルギー電力にも関わらず高いセキュリティ対応でデータ漏洩を防止できるように実現しなければいけません。

データ分析による新しい付加価値の付与

IoTデバイスから取得できるデータは膨大です。しかし、それらのビッグデータは、おいておくだけではただのデータでしかないため、データ分析を行いその先の推測を行うことが重要となります。例えば、人間の対応や行動データを取得できていたとして、ある時、体温がいつもと違う高温になっているなどあれば、何か病気の予測ができる可能性があります。これは、日々取得するデータを分析しつつ、異常探知のロジックを入れることで、単体の製品ではない新しい付加価値を付与できるものとなります。

3.見積もり依頼、比較、発注先選定

これまで説明してきたIoTデバイスの組み込み系開発に関して、とても高度な技術を必要とすることがわかったと思います。それ故に、開発できるエンジニアも決して多くはありません。ただ、これからは更に必要とされる技術であり、またIoTサービスももっと広まることでしょう。

では、見積もり依頼を行う場合、どのようなところに気をつければ良いのか。ここからはIoTデバイスの組み込み系開発を依頼する場合のポイントについて紹介します。

どのようなIoTデバイスを作るのかによって、依頼する開発会社は異なってくるでしょう。やはり組み込み系の開発実績があることはマストであり、且つお願いする開発と同様もしくは似たような開発実績があるのが望ましいです。そういった開発会社を見つけるためには、実現したいIoTデバイスに関する情報を正確にまとめておくようにしましょう。
見積もり依頼する際は、複数社の開発会社へお願いすることをお勧めします。特に組み込み系開発は、目には見えにくいものですし、また高度な技術を要します。更には、バッテリー寿命、信号の伊豆測定、無線インターフェースのテスト、負荷テストを含め、ソフトウエア開発とは違ったテストなども行う必要があります。IoTデバイス専門のテストソリューションが存在しているくらいです。

IoTデバイス開発において見積もりに必要な主項目は下記の通りです。
・希望する搭載機能概要
・機能に則ったおおよその仕様(電源や通信仕様など)
・予算感、スケジュール
・プロトタイプの数量(製品全体を依頼する場合)
・テスト範囲
・その他要望など


ソフトウエア開発とは違って、製品そのものを作り上げていくため、基本的にはいくつかプロトタイプ版を作ってテストと修正を繰り返し、最終的に製品化、量産化というステップを踏むことになります。

各社より見積もりを取得できたら、比較を行います。会社ごとで、得意なところと不得意なところは違いますので、あくまでも実現したいIoTデバイスを軸に、どの提案が一番効果的かをかかるコストとのバランスを見ながら検討する必要があります。
また、開発会社の技術力はもちろんのこと、コミュニケーション力も問われます。発注が決まるまでは担当窓口が営業マンの可能性があり、発注後にエンジニアの統括者やディレクターに変わる可能性がありますので、発注前に確認して面談をしておきましょう。
見積もり比較後、発注先が決定したら、契約書、発注書、機密保持契約書等の書面を確認し締結します。また、納品後の不具合対応等の瑕疵担保期間も明確にしてきましょう。

4.まとめ

今後も、増えていくと考えられるIoTデバイス。また、これまでなかったようなIoTデバイスを開発したいと考えていらっしゃるかもしれません。その際、どこから手をつければ良いのかわからないことが多いかもしれません。ビジネスマッチング業界で10年以上の実績があり、常時500社以上の受託会社をネットワークしているリカイゼンでは、予算が決まっていない相談レベルから無料で対応することが可能です。
組み込み系開発のみの依頼で良いのか、もしくはIoTデバイス開発を全体で依頼したいのか、依頼したい内容によって金額もスケジュールも異なってきますので、まずは一度ご連絡をお待ちしております。

通信制御開発でお困りではありませんか?

仕事の発注先探しや、新規顧客開拓など、ビジネスパートナー探しに役立つ総合ビジネスマッチングプラットフォーム。
それがリカイゼンです。

無料で相談する

通信制御開発の関連記事

IoTデバイス組み込み系開発の見積もり依頼、発注先選定

1.IoTデバイスとは 昨今、家電製品を始め、オーディオ機器、空調機器、スマートウォッチなど、「モノ」がローカルネットワークやインターネットに接続して各種情報や制御のやり取りを行えるデバイスが増えています。これらのデバイ...

IoTが生活を変える!?活用方法の変化とは

IoTとは? 「モノのインターネット」であるIoTは、世の中にあるあらゆるものをインターネットにつなげる技術のことを指します。IoTは数年前から話題に上がるようになり、現在では実際に導入されている事例も増えてきました。食品生...

制御系システムの概要と、制御系システム開発の流れ

制御システムとは制御システムとは、他の機器やシステムを管理し制御するための機器、あるいは機器群のことを指します。制御系の代表例で身近なものとしては、駅の自動改札機や切符の自動販売機等が挙げられます。これらは機械の制御を行うた...

ネットワーク設置後に追加したい制御系システムの制御内容

制御系システム社内LANなどの社内ネットワークを設置後、意外と忘れがちなことですが、制御系システムの導入を考えましょう。端末PCの外部デバイスの利用管理だけではなく、ネットワーク利用制限、プリンタ利用制御、また外部メディアへ...

情報系システムが進化するにつれてますます重要になる制御系システム

制御系システム制御系システムは、高度に情報化されたIT社会では欠かせないものとなっています。つまり情報系システムと制御系システムがうまく融合していることが重要となってくるのです。 制御系システムの構造制御系システムは、物理...

通信制御開発に関連する記事を見る

記事を探す

キーワードで探す

カテゴリーで探す



案件の相談・見積もり

必須ご相談概要
必須お名前
必須メールアドレス
任意電話番号
利用規約及び、個人情報保護方針にご同意のうえ、送信ください。
本サイトは、reCAPTCHAとGoogleにより保護されています。(プライバシーポリシー利用規約)